自己評価、ちゃんとできてる?

自分を褒めてあげることを忘れないで

看護師に増えているインポスター症候群の症状とは?

近年、日本女性に増えている心理状態として話題になっているのが、インポスター症候群です。
看護師さんにもインポスター症候群に悩む人が多いといわれていますが、どのような症状なのでしょうか。

インポスター症候群とは
自分の能力に対する評価が極端に低い心の状態を指します。
誰もが認める有能な人材であるにもかかわらず、自分は無能だと感じている状態です。そして、「私は能力がないにもかかわらず、有能である振りをしているだけの偽物」と感じています。
インポスターは詐欺師・偽物という意味を指しますが、「自分は、能力があるふりをしている偽物だ」と感じる心の傾向が強いため、インポスター症候群と名付けられています。

例えば、
「看護師国家試験に合格した」
「希望の病院に就職できた」
「上司に褒められた」
「患者さんに感謝された」
といった成功体験を得ると、『自分が努力した成果だ」「時分の頑張りが実った』と感じ、自己肯定感が高まります。

しかし、インポスター症候群に陥ると、これらの成功体験に対して、
「きっと運が良かったからに違いない」
「上司が過大評価しているのだ」
などと、否定的に受け止めてしまうのです。
看護師さんの中にも、このような受け止め方をする人が増えているとされています。

特に日本人は謙虚を美徳とする傾向があり、家庭や学校で謙虚に、人より目立たないようにという教育を受けることが多いため、インポスター症候群になりやすいと考えられています。
もしあなたも、周囲の評価を素直に受け入れられないなら、インポスター症候群に陥っている可能性があるかもしれません。
インポスター症候群に陥っているかも…と思ったら、こちらの対処法を試してみるとよいでしょう。